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  夏の予定
Date:2004年7月1日(木)

7月、夏も本番。
梅雨明けもしないのに
天気はもう夏気分である。

夏休みの計画を申請しないといけない。
この時期になると挨拶に
どこかへ行きますか?
と聞かれることが多い。

今年もどこへも行きません。

以前は学会と称して
地方都市へ行ったことがある。
まあこれは半分仕事つながりだ。
今年もその機会はあるが、
なんだか自分と無関係に思える。
別に行きたいところもない。

7月は毎日学校へ行きます。
演劇部毎日映画クラブ3日
放送部2日
部活顧問業務です。
土日は休めそうです。
合宿2日
演劇講習会の手配3日
アルゴリズムの研修1日。
これは専門学校主催。
あちらさんは卒業生が欲しい。
こちらはネタの仕込みに参考になる。
両者の思惑が表面上は一致している。
とりあえず様子を見てみよう。

8月前半は講習3日。
ドクターイシマの数学講座
とかへんなチラシを作った。
何人か生徒が聞きに来た。
チラシを渡すと
少し複雑な顔をして帰っていく。

自分が生徒の時を思い出して見ると、
先生というものは何か教科の先生だった。
他の科目を教えられるとは思わなかった。
中学の時、社会の先生が数学の先生に変わった。
40代の先生だった。
そんなことができるのか!と驚いた。

一応私は生物の教員だから
補講をするなら生物と思うのが普通だろう。
大丈夫かなー、というところだろう。
昨年は3人来て、センターTA確率をやった。
そのために過去問10年分解いた。
それほど評判は悪くなかった。
今年は2次方程式だ、と去年の伝言日誌に書いてある。
希望者がいなければその時間は自分で問題を解くのに使う。
どっちにしろ無駄にはなりません。
放送クラブ1日

お盆前後は夏休みをとります。
東京散歩でも。

8月中旬以降は
J科全国研修会会場校なので
お仕事です。
2日間と準備と。
次の週は
体験入学の準備
これも担当です。
エンカウンター研修講師1日

ドクターイシマ微積講座3日
演劇部5日放送部2日映画クラブ2日
いずれも予定です。
後半ネットワーク講座がありますが、
これは様子を見て。

そんなところで9月に入ります。
夏休みは土日休めそうでうれしいです。


今日の一句
汗かけばいいってもんじゃないだろ青春   イシマ

  前日
Date:2004年7月2日(金)

今日は会議
書類作成
演劇部自主公演の様子見

と3つ。

合宿の書類が終わらなかった。
出張3点セットが見あたらない。
最近、行政書類が多すぎて
必要な書類がどこにあるかわからない。

自主公演はなんとか形を取ってきたようだ。
ビデオを試し撮りして
持ち帰ってチェックする。

12時に寝る。

今日の一句
寅笑う野外映画の銀幕で   イシマ

  トリプル
Date:2004年7月3日(土)

3つ用事が重なった。

JJIの会
通信制授業
山吹自主公演

昔はあちこちかけずり回って
つじつま合わせていたが、
最近はもう一つのことしかしない。

頼まれた臨時講師だけやった。
実は出勤簿もできていないので
講師料くれるかなあ、と少し不安。
昨今の状況では、
勤務の記録がありません。
お支払いできません。
とかシレっと言われそうである。

こちらのカネの問題はどうでもいいとして、
生徒さんたちにとっては
先生は先生である。
「誰が出席するかわからない」
制度的にそうなので、
それに対応できるようなネタを仕込む。

チェックリスト(夏休み前までの内容全て)
簡単なエクセルの初歩
7月の課題のマニュアル(レポートの書き方)

ただし添削は私がやらないので
レポートはどう書けばいいでしょうか、
と聞かれてもわからない。
評価権のない教員の仕事は
予備校か家庭教師みたいな業務内容となる。

持ってきたフロッピーでは画像ファイルが入らないので
CDを焼いてあげた。
(レポートの指示に、フロッピーを2枚持ってくる、
 と書いてある。生徒はその通りにやってきたので、
 これは当方の不備となる。
 クレーム対応担当の気分も味わえる。)

34、56と4時間続けてやって
夏期合宿の起案・出張3点セット・実施要項など作る。
事務担当が事務室にいたので体験入学関係の打ち合わせをする。
自主公演ではビデオ担当なので、その準備をする。
充電は朝方セット、夕方にはフル充電となる。

5時すぎ下校。
西荻5時半。
天下一寿司があるのを発見。
吉祥寺では行列店である。
ネタが少し小振りな感じ。
あとは同じだった(チェーン店だから当然か)

9時過ぎまで会場にいた。
例によって
思っていたより
ずっと面白かった。

本番になると、良くなるねえ。

お手本に合わせて
失敗しないように気をつける、
という考えをしない、からだろう。
間違えないように、という気遣いより
やりたいようにやる、というテンションが勝っている。
練習と本番と違うことが良くあるが、
本番の方がたいてい、いい。

お客さんとの交流もうまい。
(これは本番しかできない)
練習を見て、「客いじり」ネタで
このままほっておくと、少しヤバイ
と思うころがあった。

私は不安になったので、演出に聞いてみようと思った。
が、結局いいだせなかった。
自分たちで気づかなければ、そこまでのことである。
思いつきでちょっかい出しても、ろくな事はない。
それでも本番どうなるか、ちょっと心配して見ていた。
何のことはない、あっさり処理していた。
あれは役者のアドリブなのか。
演出から指示があったのか。
どちらだかわからない。
私が勝手に気をもんだだけだった。

私の気苦労はこの程度の事である。
本番の面白さに比べれば、十分おつりが来ます。

もちろん、いくつか直せる欠点はある。
それもしっかりダメだしするんだろう。

明日も見に行こう。
(実は妻が実家に帰ってしまった)

今日の一句
手花火の燃え尽きるまま恋うらない   イシマ

  予定変更
Date:2004年7月4日(日)

今日は原稿に手をつける。
最低一つ、あわよくば2つ。
それから青春歌年鑑の残りを一気に行く。
tutayaが半額セール。
当日半額だとCD20枚が1000円である。
これをやらない法はない
やれなかった。

頼まれたチラシを印刷してもっていったら、
帰ってきてCD録音にかかる。
それをしながら、原稿を書く。
そんな甘い夢を見ていた。

自転車を三鷹において。
そうすれば帰りに寄れる。
そう思ったが、駐輪場が一杯だった。
さわやかな夏空。
よーしこのままサイクリングだ。

行ってみれば近い。
30分でつく。
着けば見ることになるでしょ。

2回目もかなり入った。
でもお客さんの反応がいまいち。
空調がききすぎて寒かったためか。
そのため役者もノリが悪い。

2回目に見て
始めて全体の構成や
物語がわかってきた。
これは私がにぶいため。
というか、物語にあまり関心がない。
わたしの関心は役者第一。
役者と言うより
役者からでてくる感じが第一。
いや相変わらず多彩だわ。

3時過ぎに一度帰宅する。
1時間もいないでまた自転車に乗って出てくる。
3回目はビデオで役者を追いかけた。
そしたら、そちらに神経が行って
芝居に集中できず
それほど面白くなかった。

いい作品だ、つまらない芝居だ、
そんなことを偉そうに思ってみたりするが、
結局自分の集中力次第でどうとでもなるんだ。
いい加減な物である。

同じ芝居を3度も見るなんて初めてだ。
私の中では、やはり役者が一番残り
次は音楽。
あとは何度も見ると飽きてくるものらしい。

さて、おもしろかったのはいいが、
このつじつまはどう合うだろう。

1回目と3回目をVHSにダビングする。

今日の一句
鱧なんか食べちゃって回転寿司    イシマ

  ぼけ
Date:2004年7月5日(月)

ビデオ見られますか
演劇部が来た。
私が家族のように思っているMである。
これを読んでいるから
ビデオが出来ているのは知っている。
面倒がはぶけていい。

しかし場所がない。
よーしぜいたくに大講義室を占拠するか。
3人ぐらいで見ていたら
英語科の先生が来て
授業に使いたい、と言われた。
そりゃ授業が優先でしょ。
じゃ、地下へ行くか。
さいわい今日は地下のビデオが見られる部屋を使いに来ない。

と思っていたら放送部が来た。
月曜日のこの時間は放送部に優先権がある。
でもまあいいか、と思って
地下の狭い部屋に籠もって
ビデオを見た。

10分ほど見て
放送部の2人は出ていった。
2人には悪いことをした。

この後、会議に行った。
水曜日に会議で報告する内容がまだ決まらない。
関係者を集めて話し合えば解決しそうだが、
その時間がない。
担当としては、不十分のまま出すしかあるまい。
文句が出たら直そう。

会議が終わって廊下へ出ると
大講義室をゆずった相手が来た。
先生、場所間違えたでしょ。
使用希望簿を見に行く。
私は今日記入したと思っていたが、
1週間間違えていた。
もともと今日の使用予定は
英語の先生がちゃんと記入していた。
私が見間違い、記入し間違ったのだ。

実は私は英語の先生の記入が遅かった、
と内心思っていた。
だから少し不満だった。
希望簿をみれば私が全面的に悪い。

ぼけてくると
私のお金を取るヤツが居る、
泥棒がやったんだ。
と主張して回りを困惑させる人がいる。
警察まで呼ぶから本気である。
金の場所を自分が忘れただけなのだ。
忘れた、と思えないで
自分のものを取るヤツがいる!と
信じ込んでいるところが人間の性を見るようで哀しい。

私の注意力が跳んだのだ
その上、自分が正しいと思いこんでいたのだ。
そういえば、判子を別の日のところに押印していた。
これは押した後すぐ書類を見直したので判明した。
あぶないあぶない。
自分が損をするのは仕方がないが、
回りに影響が及ぶ。

今回はそのせいで放送部2人が
理不尽な思いをしたはずだ。
やはり演劇部を贔屓にしているので
そういうことになる。

こうなれば寛容になるしかない。
オレが正しいなどと言えないではないか。

卒業生を囲む会、
担当に回したと思ったら
担当から連絡していないようだ。
卒業生の方から
どうなっているんですか、
問い合わせが来た。

なんだ担当が仕事してないのか!
と私は思った。
休暇を取って来てくれるのである。
卒業生とはいえ、失礼じゃないか。
でも待てよ、
私が卒業生に内諾を取って
担当に言いにいったときに
私が知らせておくよ、
とか軽口を叩いたのではないだろうか。
そしてそのことを忘れていて
相手のせいにしているんじゃないだろうか。
(そういうことが過去にあった)
そんなはずはないんだけどなあ。

どうも自信がなくなっていけない。
めざましTVの星座うらないでは
魚座は最悪の日だった。
こういうことだったのか。

関係者のみなさま
申し訳ありませんでした。

3456授業で
雑務をしていて
7時ごろ帰る。

今日の一句
紫蘇漬けの弁当持って墓参り   イシマ

  お疲れ
Date:2004年7月6日(火)

原稿締め切りが明日に迫った。
そういえばこの原稿の総元締めである
K氏がいつも言っていた言葉を思い出す。
「火の車だよ」
そういうときもK氏は
例の笑いを浮かべていた。

今日はC勤なので、
1本手がける。
これが結構はかどった。
よしこの調子と思ったが時間である。
時間休を取ってもう1本やる。
とりあえずメールで送る。

B勤時間で出勤。
雑用して78910とやる。
また雑用して
9時頃出る。
結局B勤って感じになる。

倒れ込んで気がついたら朝の4時だった。

今日の一句
立葵見渡す限りの後悔   イシマ

  やりくり
Date:2004年7月7日(水)

今日も朝1時間休暇をとる。
原稿進まず。
寝坊しただけだった。

34授業。雑用会議で
結局7時頃帰る。

夜中なんとか残り1本でっちあげる。

今日の一句
トマト畑のお人形なら輸出よし   イシマ

  iBookG4
Date:2004年7月8日(木)

今日は時間通りに行った。
中学校に送る資料の袋つめを手伝う。
そういえば、
演劇の地区行事で知り合った私立の先生のことを思い出す。
なぜか演劇部の顧問は広報係りにさせられている例が多いようだ。
連日11時に帰る(もちろん全日制である)
たまの休日も採点が終わらない、と
会場に答案用紙を持ち込んで採点していた。
なんでも毎週実料テストをやるそうだ。

こちらは制服もないだらだら都立である。
配付資料も昨年並みで
少ない予算で効率を考えると
ネットに力を入れたほうがいい
という結論が出ている。
それでもみんなやってることをやらないと
責められた時困る。
それで型どおり業務をこなすことになる。

午後56の授業は夏休み前最後となる。
型どおりに治めて特に感慨もなく終わる。
来週は校外授業に行く。

なんだかこの暑さで椅子寝である。
寝椅子が欲しいところだ。
しばらく授業準備をしなくていいと思うと
それだけ気が楽になる。

それで印刷室の廃紙ボックスを片づけた。
昨年から気になっていたヤツだ。
地下にもぐって演劇部の様子を見る。
暗幕を広げて片づけていた。
自主公演も終わったし、私は原稿も終わった。
いろいろ終わったので
一段落でヨドバシカメラに行った。

放送部の本を買った。
アマゾンに頼んだら、2週間もかかる、という。
速攻解除1クリック。

2冊のうち1冊しかなかった。
注文すると1週間かかる。
また来るのは面倒だからやめた。

新宿店は2階の離れたところにmac売り場がある。
メモリの増設を頼んだら1時間かかるという。
自分で出来ないこともないが
macは初めてなのでやってもらうことにする。
いったん外へ出て、ルノア−ルで時間をつぶした。
13万円ほどだった。

帰宅10時前。
それからあれこれいじってちょっと休憩と思ったら
そのまま寝ていた。
今日も朝4時に目覚めた。
WINDOWSとの共有もすごく簡単だった。
でもIDとパスワードを忘れているので
つながらない。

いつも使っているヤツを5,6個試すと
偶然当たってつながった。
ちょっとやめられません。

今日の一句
明易し筐体白きりんご箱    イシマ

  暑い
Date:2004年7月9日(金)

昨日に続いて35度だという。
もうまともじゃない。
こういうときはやはり炎天下を歩くに限る。

机の上をようやっと片づけた。
会議、議題がないからと安心していると
けっこう長引いた。
生徒に関することなので、
無駄ではない。

授業評価が今年で本則実施だと。
調整が難航している。
やらされる生徒諸君はどう思っているのか。
同じようなことを毎時間聞かれるのは
たまんないんじゃないか。
やれというからつきあっているが、
原理的にあまり実のない話である。

1.授業はそれほど改善できるものではない。
 改善できるところはすでにしてある。
 私が改善したのは板書の工夫が少し。
 その日のネタをキーワードで書く。
 これはアンケートを取ってわかった。
 字がきたない、というのはそれほど改善されなかった。
 ある部分いなおるしかない。
 どんなに自分がいい授業をしたと思っても
 受け手の評価で全てが決まる。
 つまり
2.授業の効果は結局受け手の問題である。
 どんなひどい授業でも勉強する人はする。
 授業が悪いから自分は勉強が出来ない、
 本気でそう思っている高校生はバカモノである。
 自分のつたなさを人のせいにしている限り
 向上は望めない。
 向上心のないヤツはバカだ、
 というのは夏目漱石「こころ」でKがいうセリフである。
 もっともこれは教える側の人間が言うべき事ではない。
 授業を受ける立場の人間が考えることである。
 私も受験勉強している身であるので
 あえて書かせてもらった。
3.以上を前提にすれば、心ある高校生諸君は
 おつきあい程度にしかアンケ−トに参加しないであろう。
 事実私のアンケ−トは制度が始まってから
 つまらなくなった。
 私は答案用紙1枚1枚に返事を書いて
 返していたが、それも出来なくなった。
 おしなべて平均化しようとするから
 つまらないものになるのである。

まあ、そんなことをぶちぶち考えてみた。

めずらしく6時前に帰れた。
行こう行こうと思っていた、
QBシステム1000円床屋に行った。
高円寺より吉祥寺西友の方が
私に合っている感じがする。

今日の一句
白いシャツめくって腕組み時の人   イシマ

  講師終了
Date:2004年7月10日(土)

臨時に頼まれた通信制の講師が今日で終了。
これはずっとやっていたい感じだった。
はじめの1,2回はとまどった。
進度の違う人が混ざっている。
レベルが違う、というのとはまた違う。
きちんと対応するとすれば
個人塾みたいなことになる。

次にリリーフとはいえ
どこまでやったかわからない。
レポートには、スク−リングで知らせる、と書いてある。
何を知らせるかわからない。
サーバーの中を調べたら、指導例として
何をすればよいか書いてあった。

次にワード・エクセルである。
これもあまり自信がない。
一応日経e−leaningでそれらしいことはやった。
その場になれば、なんとかなるだろう、
そういう使い方をしてきた。
そういう教え方とはちと違う。
生徒に聞かれて、
始めてやる操作もいくつかあった。
これはこの辺かなあ、とか言いながら、
なんとかなる。
わーすごい、とか言われて
悪い気はしない。
それは一応教員免許を持っているからである。
インチキなもんだ。

通信の生徒諸君はみなお行儀が良く
前回作った指示通り、みな黙々と自分の作業をやっている。
めずらしく机間巡視など業界業務ができた。
科目が情報Aで実習教科ということもある。
作業の内容と結果が示されていれば
あとはやるだけである。

出席はカードで取る。
このカードをいつ渡していつ回収するか、
これは単位認定の根幹に関わる問題である。
スク−リングの出席判定は厳しい。
遅刻はない。
時間通りに来て出席。
担当教員の裁量で、
開始5分過ぎまでは生徒の事情を考慮して出席を認めてもいい、
ということになっている。
平素の指導が行き届いているせいか、
5分以内に来た生徒はほとんどいなかった。
ほぼ全員が時間内に着席していた。

5分過ぎたら会場閉鎖して、
終了時間10分前に出席カードを配る。
そして退出時に受け取る。
終了時刻10分過ぎまで課題をやっていても
いいことにした。

もう終わったのに、じっと立ちすくんでいる人もいる。
そばに行くと、今日何もしなかった、と暗くなっている。
もう、私としては
いらっしゃいませ、という感じである。
見回った時はディスプレィもついていて
何かやっているようだったけど。
こういう人を相手にしていると
こちらが不安になってくるから
いろいろ言いたくなる。
そこをこらえて必要最小限の事務的な対応が
この場合ベストである。

まあ、そんな人も何人かいて、
私としては堪えられない。

それで全7回14時間分やった。

終わるとそれなりに疲れているから
仕事をした感じがする。
出勤簿はまだできません。

その後W先生と話。
5時過ぎに帰る。

macをいろいろいじる。
最初からマニュアルを読んでいくと
いろいろ発見があって面白い。

今日の一句
げんなりと今年紫陽花枯れにけり   イシマ

  シネマバイキング
Date:2004年7月11日(日)

学コン2題やる。
なんだかあっさり片づいた。
変だ? と思っていたら、
やっぱり 間違えていた。
この、変だ? がある限りは
まだやって行けそうに思う。

午後は自主映画上映会に行く。
20−30分ほどの短編が中心。
映画クラブ卒業生S氏の作品が
一番レベルが高かった。
機会さえあれば、プロとして通用すると思う。
こういう世界は運も大きな決め手だし
「プロ」となるのがいいかどうかわからない。

日曜大工という言葉があるが
日曜映画作家というジャンルだって
立派に成立している。

神保町の店で4時間ほどやった。
帰宅後やはり倒れ込み。

今日の一句
次々と繰り出す暑さ無視できず   イシマ

  総合技術センター
Date:2004年7月12日(月)

校外授業と称して
微生物操作と電子顕微鏡実習の引率。
都内の高校生に解放されている。
ただし、この事業も今年限りだという。
経費の問題らしい。

高尾山の博物館も閉館となった。
知らないうちにいろいろ変わる。
高校ではなかなかやることの出来ない実験が出来た。
電子顕微鏡は普通の高校にはない。
HSSなどするんなら、是非購入して欲しい。

5時頃までかかる。
学校に戻ると、雑用がたまっている。
諸連絡の用件が多い。
それを片づけていると、
7時近くなる。

今日の一句
百日紅太宰ゆかりの地元かな   イシマ

  家事都合につき
Date:2004年7月13日(火)

朝、洗濯をする。
今日も35度だという。
乾くのはいいが、
取り入れるのが夜遅くになる。
今日が締め切りの学コンもあと1題残っている。
どうも休みなく2月ばかり過ごしてきたので、
お疲れである。
幸い授業もなければ会議もない。
もちろん給食もない。
善は急げ、とばかり電話する。
1日休暇をとった。

掃除もしないといけない。
シスアドの申込が昨日から。
インターネットで申し込んで
ファミリーマートで支払う。
ついでにホカ弁屋で幕の内。
だらだら寝て、iBookをいじって
予定表を作る。

こういうときでないと見られないと思い
スパイダーマン2を見に行く。
もちろん前売り券を買っていく。
予告編が始まっていた。
評判がいいので期待していたが、
普通の出来である。
★3.5といったところか。
もう外は暗くなっている。
自転車のライトが壊れていたので
西友で購入。

帰宅してまた寝ました。

今日の一句
してみたし極楽往生夏座敷   イシマ

  乱入
Date:2004年7月14日(水)

修学旅行・保護者面談で授業はない。
私のように担任でない者はヒマなはずだが
ドレイにはそういうことは許されない。

まずは永井ちゃんの留守に言いつかった
コオロギの世話をする。
それから生物室の備品チェックの準備。
シニア体験キットというのがない。
そのほかは一応ある。
あちこち出張しているブツを確認に行く。
404にビデオ、体育館放送室にビデオボール
顕微鏡は数通りあった。
事務担当者は昨年とは入れ替わっている。
一緒にマニュアル通り確認する。

これが終わると、中学校訪問の書類ができていない、とクレームが来る。
10日も前に頼んだ用紙がまだ来ない。
文房具屋に買いに行く。
50枚ほど臨時に作る。
大変きれいなのができた。

そんなことをやっていて、出る予定だった
事例検討会に出られなかった。
始まりの時間も間違えていた。
どこでやるか聞きに行くと
もう終わった、とのことだった。

J科の回覧を作る。
そんなことをしているうちに時間が過ぎる。

演劇部キャンプのブツ調達確認
キャンプのしおり
体験入学レジュメ
庶務部備品確認
学校評価委員会アンケート
などがまだである。

7時近くなったので、裏口から帰ろうとすると
相談部の歓送迎会に行く人たちとばったり出会う。
もう関係ないのだけれど北京に拉致される。
9時半までやった。

恒例の参加者図
okuide toyoda nishizawa
kumagai     nagasaki
yamamotomakoto  ishibashi
   ishima  chino

写真を撮ってみたが、
往年のchiba氏のようにうまくいかなかった。

コンピュータがどうもカーカーファンがうるさい。
どこかやられている感じがする。
1年たったからまた全取っ替えするか。

今日の一句
端居から舌を丸めて長あくび   イシマ

  忘れた
Date:2004年7月15日(木)

昨日の続き業務。
コオロギの世話。
演劇部の書類を整理する。

中学校訪問の書類、ついでに昨年度の不要書類を捨てる。
学校評議委員会の書類が見あたらない。
そう言えばこれは副校長に貸したのだった。
返してもらう。
評議会関係の仕事を少しやる。

他校演劇部顧問から地区大会関係の情報が入る。
今年はまったくなにもやっていない。
昨年はちゃんと脚本ができていた。
今年は題名未定60分、とかで
エントリーすることになるのだろうか。

音楽系クラブ発表会の下準備。
照明関係マット関係。

へこみん氏登場。
なんだかカウンセリングみたいになってくるなあ。
あくまで、みたい、てやつです。
これで明日下見に行けるんだろうか。
バスの時間ネットで調べる。
これが実際どうなのか現地で確認しないとあぶない。
昨年は土日がなくなっていたのに、
今年は1日2本だけ復活している。
何を考えているんだかよくわからない。

帰ろうと思って残務整理をする。

帰宅8時。

ところで「忘れた」という題で
何か忘れた話を書こうと思ったが
何を忘れたのか忘れた。
だんだんすごくなってきたな。

今日の一句
片陰に凝っとこらえて修行僧   イシマ

  キャンプ下見
Date:2004年7月16日(金)

毎年行っているところだから、と安心していると危ない。
最近は変化がやたらと速い。
例の効率化施策のせいだろうが
これが返って逆効果の時がある。

昨年は休日のバスが運行休止になった。
それでずいぶんと難儀した。
バス会社にも電話をかけて苦情を言った。
そのせいか、今年はわずかながら休日も運行している。
ただこちらは日程を変更したので、関係なくなった。

順調にいったが、卓球部練習場所で少しもめる。
生涯学習センターの職員の方は体育館では卓球ができない、
というのである。
もともとは地元市民のための施設だから仕方がない。
昨年も来たんですけどねえ、と言うと
昨年の記録を引っ張りだしてきた。
なかなか親切である。
公務員は前例に弱い。
責任を追及されないからである。
昨年の永井ちゃんの記録が出てきた。
昨年通りでいいんですけど、というと
少し待ってください、と書類を作り始めた。

これが少しじゃすまなかった。
次のバスに乗れないと2時間待つことになる。
帰りの接続が悪く、さらに2時間待たないと帰京できないことになる。
バス停まで5分。
また来ます、と言って走り出そうか、と思ったとき
職員が出来ました、と紙を持ってきた、
と思ったらまた戻った。
訂正部分があったらしい。

炎天下バス停まで走る。
運転手がハンドルを握ったところに駆け乗った。

これが違うバスだった。
昨年と運行状況が変わったのである。
結局終点まで20分。
そこで10分待ってもとのターミナルに戻る。
仕方ない。
タクシーを呼ぶ。
携帯に昨年の番号が入っていた。

そのタクシーがなかなか来ない。
帰りもタクシーでここまで戻ってくるか
それとも帰りのバスに間に合う時間か
微妙なところなのだ。
タクシーは2200円ほど。
バスだと240円である。
キャンプ場からバス停までは
急勾配の上り坂である。

下見をして間に合うか。
時間次第でタクシーに待ってもらうか、
考えているうちに、キャンプ場入り口についた。
30分で済ませば間に合う。
と考えていると、運転手は
当然というように、ありがとうございました、と
ドアを開けた。

それじゃ下見を早く済ませて
帰りはバスを利用するしかない。
またぎらぎら太陽の下
小走りにかけずり回る。

心臓破りの坂を休まずに上りつめ
なんとかバスに間に合った。
写真も何枚か撮ることが出来た。
実はデジカメの電池が赤ランプだった。

学校にもどって復命書を書いた。
7時前に帰る。

iBookの設定に入る。

今日の一句
いつまでも枯れることなし水中花    イシマ

  生徒委員会
Date:2004年7月17日(土)

演劇地区大会の申込である。
昨年から申込当日に皆で集まって
日程を決めることになった。

今年はもめた。
まず参加校数が不明。
申込当日にならないとわからない。
仮の案しか準備できない。

使える日程は決まっているが、
希望通りに納まるか。

希望は以下の通り。
1日目2校
2日目6校

3日目4校
4日目6校
後半2日8校

ところで1日に上演できるのは8校が限度。
1日目は土曜日午後で4校しか上演できない。

ここで5日目として6校程度上演できる、という申し出がある。
ただし総日程は4日間に押さえてほしい、というのが上部団体の要請である。

それほど複雑な条件ではない。
だがここに利害が絡むと話は面倒になる。
自校が良い条件で上演したい。
参加校の条件がすべて違えば
最大多数の最大幸福を実現できる。
だが高校演劇である。
願いは似たようなものだ。

結果は
2日目8校
3日目7校
4日目7校
5日目4校
と初期条件とは違う形で決着が付いた。

はじめから結果は見えていたようなものだが、
参加者全員が可能な限り納得行く形で決着をみるのは
それほどたやすいことではない。
たとえ採用されない案でも
検討してあるのとないのでは
全然違う。
禍根を残さない、ということが
結果以上に大切なのだ。

午後5時から3時間ほどかけた。
進行役の先生は大変だった。
生徒の意向を尊重しつつ
妥当なところへ結論を持っていかなければならない。
それも自分の学校の行事でも何でもない。
こういう方を先生と呼ぶのである。

私は遙か後方で見ているだけだった。
わが校ではmが活躍していた。
内輪なので落ち着いて見ていられない。
ご苦労であった。

iBook設定。
windowsとの相性問題がある。
デジタルメディアは
音でも絵でも文章でも
すべて1010です。
などと教科書には書いてあるが、
メーカーが違うだけで色々面倒なことが起きる。
昭和歌謡曲全集 '60-'90 全62枚
まずコーデイング方式が違う。
wma→aiff変換が必要。
アメリカからソフトをダンロードする。
タイトルは文字化け
マニュアル本通りやっても
うまくいかない。
だから面白い。
今年の夏はこれで楽しめそうである。

今日の一句
蠅叩きでつぶす青春昭和かな   イシマ

  ダビング
Date:2004年7月18日(日)

wmaをFIAAに直すと、
カーカーファンがうるさい。
ついに途中で勝手に切れた。
そんなに大変な作業なんだろうか。

仕方ないので、LANで流し込むのはあきらめて
直接入れることにする。
ほぼ10倍の速さで入るから
1枚6分ほどで終わる。

TUTAYAに行って、30枚借りてきた。
全部入れた。
家にあるヤツも手当たり次第に
入れる。
スロットルにスルンと入る感じがいい。
4G、1000曲分は入った。
どんなCDを入れても
ちゃんと曲名がデータベースに入っているから
大したモンだ。
マクドナルドでもらった景品のCDも
ちゃんと登録されていた。

そんなことを1日やって
パーティミックスというので
聞くと北島三郎の後にビーチボーイズが続いたりして
もうめちゃくちゃで面白い。

今日の一句
いつまで待っても蟻はキリギリスになれません   イシマ

  帽子とサングラス
Date:2004年7月19日(月)

学校にあるはずだった。
帽子はあった。
サングラスは見つからなかった。
金曜日以後、見あたらない。
どこだかわからない。

仕事が残っているので学校に行った。
休日で誰もいないと思ったが
ちゃんといた。
同室のY先生。情報の部屋のA先生。
体験入学の役割分担を作って
明日配らないといけない。
できなかった。
仕方ない。明日早く来てやる。

学校説明会も
わざわざ日を設けないで、
いつでも受け付ければいいと思う。
現に私立校はほとんどがそういう方式である。
今年は無理だとしても
来年はそうしたい。

波止場まで妻を迎えに行く。
いない間は
気楽といえば気楽だが、
つまらないといえばつまらない。
贅沢なもんである。

時間になったら、どこからか娘が現れた。
それで3人で吉祥寺まで帰った。

帽子がない。
それは飯田橋のうどん屋に忘れたと思う。
西友で378円で買ったやつである。
つばのついた野球帽のような形をしている。
いい年をしてこういう帽子をかぶっているヤツは
たいてい怪しいヤツである。
マイケル・ムーアを見よ。

帽子とサングラスを買うことにする。
西友にいったら、もうバーゲンはやっていなかった。
1000円のを買う。
サングラスは西部スポーツで買おうと思ったら
LOFTになっていた。
丸井に行く。
私がサングラスを手に取っていると
店員が「ゴルフですか。テニスですか」といった。
世間一般ではそいう評価なのか。
どちらもやりません。
これで自転車に乗るのです。
とか言おうと思ったがやめた。
レイバンエックスレイズといういいやつである。
16800円
紫外線0%、可視光線15%
すごくよく見える。

世界が違う、という感じである。
車の中も余分な反射がないからだろうか、
普段は見えない運転手の表情までくっきり見える。
もう興奮する。
何が見えても素晴らしい。

帰宅してiBookにCDを流し込む。
5Gになった。

今日の一句
これもまたお言葉だけの夏休み   イシマ

  囲む会
Date:2004年7月20日(火)

今年は1番目と3番目と2つ見られた。
私がお願いした人も出てくれた。

あの先生に出会わなければ
今の仕事をしていないと思います。

教師冥利につきる言葉ではないか。
あの先生とは、今は総合技術センターにいる
E大先生に他ならない。
今は教員を教える立場にあるが、
生徒に直に接して指導していただきたいものである。

昨日、やり残したマニュアルをなんとか作って配布。
その後連続で会議が3件。
今年の新企画、音楽祭を見たかったが出来なかった。
残念。

それから中学校訪問のQ&Aを印刷して、
当座の用は間に合うことを確認。

そのあと3回目の囲む会を見た。
会場からの質問に少し変なのがあった。
質問と言うよりは、意見というか指摘という内容である。
司会の先生は、さすがに問題あり、と感じたのか
質問を直接卒業生に見せて、答えるかどうかの判断をまかせた。
とっさの処置でなかなかこうはできない。
回答者は黙読していたが、
答えることにした。
質問は、
前の高校をやめたとき、回答者に責任はなかったか、
というものである。
受け取りようによっては、
いたずらに過去の傷をつつきまわすような内容である。

回答者は言ってもいいのかなあ、と迷いながら
事実関係について報告した。
自主退学の原因のひとつになった
相手の教員は教育庁から処分を受けたという。
慎重に具体名がわからないように配慮しながら
言いにくいことをよく言った、と思う。

そういう質問がいままで出たことはなかった、
匿名性の陰に隠れて、個人的な怨嗟の感情を処理しているのではないか。
2chanのさらしスレッドみたいなものだ。
そういうことを聞いてみたい、という気持ちはわからないこともない。
その場合は自分を明らかにして聞いてみればいい。
そのことは気になった。

終わったら7時を過ぎている。
評価委員会のレジュメを書いた。

なくしたと思ったサングラスを
nagaiちゃんが見つけてくれた。
部屋に転がっていた、という。
やはりここにあったか。
まあ2つあっても悪くない。
nagaiちゃん、ありがとう。

明日から夏休みである。
まるでそう言う感じがしない。
延々と仕事がある。

演劇部キャンプ
映画クラブ
の確認ができなかった。

帰宅9時
ちょっと一休み
のつもりで朝まで寝てしまった。

今日の一句
心に虹抱きて悪戯なす者東方より来る   イシマ


  散歩始め
Date:2004年7月21日(水)

MacにCDを食べさせる。
よく食べる。
映画クラブをやろうと思ったら
環境測定をやっていた。
ホルムアルデヒドの濃度を調査するのだ。
ガラスのサンプル収集棒みたいなものがあって、
その上下を割って器具に差し込み
1時間放置するとわかる。
サンプルを集める前に5時間ほど入室禁止になる。
こういうことは長期休業じゃないと出来ない。
大講義室では相談部の企画が進行中。
民間会社の人をお呼びして話してもらう企画らしい。

映画クラブと称してファインディング・ニモを見た。
★4つ。
いかにもアメリカのお話だった。
誰も来ない。
初代部長氏が後半登場した。

演劇部キャンプ用品を倉庫から探索。
昨年のものを引っ張り出す。
テント類を確認したところで
後は明日にする。

放送部様2人
卓球部様6人
演劇部様3人
映画クラブOB1人
と部活関係の出席でした。

7時に下校。

9時から散歩。
吉祥寺−三鷹と回って
11時頃もどる。

今日の一句
天の川冥土ツアーは大繁盛    イシマ

  ウィルス
Date:2004年7月22日(木)

今日は3通排除できなかった。
画面に赤い表示が出たままである。
やばい。
すぐにネット接続を抜く。

それ以外の症状はない。
ウィルス添付メールが削除できない。
直接programフォルダのinboxを削除。
再起動したらやっと消えた。

もちろん全ハードディスク検索はやった。
ほぼ1時間で終わる。
何も出ない。
それでも不安である。
用もないのにファンがカーカー回る。
はじめの頃はそんなことはなかった。
入れ直しする時期だが
いったん始めると、また使えるようになるまで
少し時間がかかる。

ibookに移行すればいい。
と思ってFetchなるシェアーウェアを購入、
まだ設定していません。

毎日のHP更新。
もう機械的に作業していたが
Macでやるとどうなやるのか
よくわからない事が多い。

Linux講習会は延期。
空いた時間で合宿のブツ確認をやる。
映画クラブ。
今日も一人でロボコンを見た。
へぼい作りの映画だが
コンテスト部分は面白い。
★3.5といったところか。

演劇部。なんだかエチュードのようなことをやっていた。
下校7時頃になる。

のだめカンタービレ
題材とキャラが面白い。
業界を描いている、という点では
動物のお医者さん
コンテストものとして
ガラスの仮面、っぽいところもある(かな)
少女まんがの王道である。
9巻一気に読んだ。

今日の一句
頭上からガツンと挨拶極暑なり   イシマ

  一人芸
Date:2004年7月23日(金)

今日は歯医者
月に一度行くことになっている。
歯石を取る。
結構時間がかかる。
1400円ほど。

演劇部、合宿説明。
昨年の写真を見る。
集合場所とか合宿場所の情報は
目で見た方が速い。
昨年の参加者は、
1年前を見て様々な感慨を抱くであろう。
一応全員登場する。
最後に健康診断がまだだった一名も
時間ぎりぎりに間に合って
校医から許可証をもらって来た。
今年もなんとかつじつまは合いそうだ。

ビデオでジュヴナイル、ハニーダイバーと
過去の上演作品を見てしまう。
何度見ても面白いわ。
絶対ヘン。

5時半に出る。
代々木青少年センター
リハーサル室なるところで
一人芸がある。
招待券がきたので、
一人芝居をやるOBを誘った。
何か参考になるのではないか、
と思ったりもしたが
余分な思惑だった。

演者は私と同年代で
その半世紀をマイムや語りで演じ
全国行脚している、という。
自伝シリーズの作者としても
ちょっと見てみたい、と思った。

ご本人も自分で言っているように
中途半端な芸だった。
結局、人の人生などが面白いわけがない。
面白いとすれば、
その人物が面白いか、
その表現の仕方が面白いか
どちらかだ。

上京して、狛江に降りようと思ったら
急行だったので降りられなかった。
というのをマイムと効果音入りでやってくれた。
表現されたのは
駅に降りられない、
という一般的なマイムだった。

サーカスで覚えたピエロの芸もやった。
輪投げ、一輪車、綱渡り。
いずれもサーカスで見た方が面白い。

実直な人柄でそれが芸風にも感じられた。
こういうことは画像では伝わりにくい。

OBにはあまり参考にならなかたっと思われる。
つきあってくれてありがとう。

今日の一句
朝日浴び緑せまって鶴巻公園   イシマ

  お休み
Date:2004年7月24日(土)

リー○ックのバーゲンに行った。
50-70%引きだという。
第1陣が済んだころ会場に着く。
ほぼ半額。
靴2足、ポロシャツTシャツ、帽子、など購入。

渋谷に戻ってバスで六本木へ行く。
ディープブルーを見る。
座席が前列右端。
画面は不等辺菱形。
★3つ。
予告編を越えた画像ナシ。
あっ、寝ている間にやったのかもしれません。

昼食をとろうとしたが
ろくな店がない。
というか高い。
六本木だからね。

せっかく片方が50歳以上の夫婦2000円で入場しても
結局出費は同じです。
でもこのサービスは水曜日の女性1000円よりいいと思います。

母娘ケンシロウでしこたま稼ぐ。

暑いのでごろごろ。
髪染め。

今日の一句
冷やし中華芥子の介参上    イシマ

  よく寝た
Date:2004年7月25日(日)

午前中だら寝
午後は登校
翌日合宿準備
2時間ほどで終わる。
帰宅6時半
また寝た。
なんだか良く寝られる。

今日の一句
運命の選択迫る草苺    イシマ

  合同合宿
Date:2004年7月27日(火)

脳天気に遊びまくっている演劇部と
実直堅実な卓球部の合同キャンプ、
一部ではアリギリスキャンプと呼ばれている。

26日朝、雷雨。
キャンプ予定地神奈川県津久井郡には
大雨洪水注意報が出ている。
以前氾濫して犠牲者を出した道志川
その川縁にキャンプサイトはある。

午後翌日には雨は上がる、との予報だが
大量の雨が降れば足場が悪くなる。
上流の増水が下流に及ぶまでに時間がかかる。
心身頑強とは決して言い難い参加者もいる。
一時は中止も検討した。

しかし肉はもう買ってある。
練習場の予約もとってある。
準備万端整っていきなり中止はちとつらい。
集合時間を考えて最終結論を10時に出すことにして
あちこち連絡する。
10時5分前に気象庁が注意報を取り下げた。
現地の管理人は雨は止んだ。
川の増水はほとんどない、との電話対応。
ながいちゃんはやる気である。

それでやることにした。
この判断は正解で、午後に通り雨があっただけで、
翌日は夏空が晴れ上がり、天候面では昨年より好条件だった。

学校行事であるが、
偶然一緒になった(!)OB
あるいはわざわざ車まで出して
物品を運んでくれた保護者の方
総勢合わせて27名となる。

もちろんドタキャン3名。
当然織り込み済みで
キャンセル料もいらないオートキャンプ場に
徒歩で乗り込むのはそういう事情からである。
とてもまともとは思えない。

Y校の常識は世間の非常識だそうだが、
常識はたいていくだらない慣行の集積である。
この非常識はしっかり堅持したい。

小さなけが2,3名
体調不良1名
その程度であとは初期の目的を達して無事キャンプ合宿は終わる。

最近ではキャンプ合宿は実施が困難である。
役所が許可を出したがらないからだ。
衛生面・事故管理面
机上の不安におびえた行政官僚の方々の許可がなかなかでない。
私がそう言っているのではない。
元校長氏が文書にして都教委に抗議しようという。
そういう手紙が自宅に来た。

冒頭引用すると
「強権目立つ 都教委に 教師らの 「教委不信」は 今その極み
 都立高校の 明るい未来の 姿を見据え 都教委に
 一連の 「教師不信の 諸政策」の 見直し強く 求めます
 教委に根深い 「校長不信」も ぜひ払拭を! お願いします」
となっている。
住所氏名きちんと書かれている。

さっそくgoogle検索すると
1980年代に
今や中高一貫となる有名校の校長を務めた方だとわかる。
元校長だけあって
組合関連の主張とはひと味違う。
教委に根深い 「校長不信」
などというのは校長経験者でないと
わからない実感であろう。

命令する人が背後にいて
前線の現場にいる人がばたばた倒れる
というのは戦時下の指示命令形態である。

ちと話がずれた。
キャンプは例年通り無事終了。
ただ最後に橋本駅で撮った合同記念撮影は
私の操作ミスで消えてしまった。
ファイル復活ツールをダウンロードしてやってみたが
うまくいかなかった。
デジカメの中のメモリーカードを
パソコンから削除した場合には対応していないかった。
最後の10枚が消えた。
ごめんなさい。

今日の一句
灼け河原涼風ありきキャンプなり   イシマ

  アルゴリズム研修
Date:2004年7月28日(水)

朝から出かける。
武蔵小金井からバスで10分ほど。
専門学校で研修会がある。
この手の研修会は、専門学校をPRして
卒業生を多く送り込んで欲しい、というのが目的である。

ところがこの学校はまったくPRをしなかった。
学校案内すら配らない。
午前午後の5時間。
前半アルゴリズムの一般的な講義
プレゼンは普通にうまい。
午後は、VBSとVBAで簡単なプログラム。
標準的な内容で私が高校でやっているのと
ほぼ同じ。
ただ、VBSとVBAはやろうと思って手をつけていなかったので、
きっかけを頂いたという感じ。
講義プリントもそのままくれて
課題もフロッピーに入れてくれた。
これは同業者の研修会のノリである。

参加者は9名
私立高校6名
都立高校3名。
皆、理科あるいは数学と情報を担当している。
40代のおっさんである。
名門私立女子校の数学の先生も来ていたが
さすがにおっとりと構えていた。

外には床に座るな、とか
大声で話すな、とか書いてある。
パソコン室はもちろん飲食禁止。
そういう注意書きが多いので
先生方は大変だろうと思われる。

パソコンはxp、
CPU3G、メモリ256Mの
富士通でまあ普通のマシンである。
机は2人分でパソコンも2台。
中央に表示用のディスプレイはない。
こういうところ見ると
まだ都立の方が施設面は充実している。

研修が終わったその足で勤務に戻る。
昨日の合宿の返金、領収書など事務処理。
演劇講習会の印刷準備。
音響の設置をしようと思ったら
倉庫の鍵がない。
そこらじゅう探し回って
休み中に悪いと思ったが
事情を知っていそうな人に電話までした。

なんとかやりくりつけると
もう7時半である。
例の課題の人の返信ハガキレポートをやる。
それから地下小体に行って
講習会を見た。
今年は自校の生徒が誰も参加しなかった。
宣伝あまりしていない。
合宿疲れか。

卒業生milinda登場。
お子さんは預けてきたとのこと。
終了9時過ぎ。
10時半までファミレスで食事。

実は女優カウンセラーが癌である。
それも初期ではない。
かなりやばいのに良く来た。
2日から入院手術だが
どうなるかわからない。
今日もCTで再検査である。
人間いつか死ぬが
具体的に目の前につきつけられると
大変だ。
この人の場合、
本人は平気そうである。
回りが大変そうかもしれない。

11時半帰宅。

今日の一句
きれいなヤツは得だよスクール水着    イシマ

  思い出した。
Date:2004年7月29日(木)

今日は少しゆっくりできる。
と思ってネット業務をしていると、
29日の文字のところが少しむずがゆい。
思い出した。
今日は備品点検の日だった。

それで登校する。
全国J科の研究会の仕事もあった。
私よりくわしいK先生に相談すると
どんどん仕事をやってくれる。
大変ありがたい。

備品点検は3つの部屋を事務担当者と回る。
リストにあるものがちゃんとあるかどうか
一つ一つ確認していく作業である。
404へ行くと、
中学訪問の書類セットがもう残り少ない。
作っておかないと。
と思っただけで、できなかった。

作法室にはお茶の道具がある。
なかなか高価なものである。
本校はバブルがはじける断末魔の頃開校した。
普通はこんなものはありませんね。
事務担当はその方面に詳しいらしく
つぶやくように言った。

地下にも点検に行く。
貸し出し中のデジタルカメラ、一つを残して
点検照合は終わる。
実は午前中は情報科の点検だった。
備品は大変多い。
私も立ち会うべきだろうが、先ほどのK先生にやってもらった。
形だけのやとわれJ科長である。
立ち会っても役にたたない。

机の上を片づける。
復命書を書く。
こんなものを書くようになったのは
3年ほど前からである。
管理職が一緒に参加しての行事である。
その管理職に報告する形をとっている。
わざわざ書類を残すことはないと思うが。
教員はまじめ(クソをつけるか)だから
いわれれば形は作る。
くだらない。

美人卒業生がお子さんを連れてやってくる。
このお子さんが大変利発である。
7歳にして人体に強い関心がある。
解剖人体を前に
大脳しんししつはここだ、と教えてくれる。
耳で覚えたらしい。
これは何だ?
あれはいったいどうなっているのか?
と矢継ぎ早の質問である。
こういう子はきっと苦労する。
自分の資質を損なうことなく伸びていって欲しい。

キャンプの会計報告を作る。
どんぶり勘定をレシート1枚1枚とつきあわせて
まっとうな報告にするのはけっこうな作業である
これは生徒諸君からも集金している。
その報告はきちんとしたものが必要だろう。
参考のためにおよその概略を示す。
1泊3食のキャンプが2500円である。
キャンプ地使用量が1000円
食費が800円(肉300円)
花火・水もの460円
雑費240円
といったところである。
1泊3食でこの経費
安いと思うがどうだ。
この値段で済むのは
その分引率の教員が仕事しているのである。

キャンプの片づけもまだ終わらない。
借りたテントを一つ郵送で返却した。

そんなことをしているうちに
演劇講習会の時間となる。
昨日で懲りているので
まず鍵を確保する。
それから受け付けを作って
担当の先生に引き継ぐ。

今日は9時半頃下校。
妻のマメ業務がテンパっていた。
今日はルパン3世である。
とっつあーん。
それが終わるまでつきあうと
もうバスがない時間となる。
スーパーで買い物。
あぶく銭を手にした妻は気が大きくなっている。
禁断のメロンなどに手を出した。
その上タクシーを使おうと言い出す。
そう言えばつきあい始めて25年
一緒にタクシーに乗ったことはなかった。

11時半帰宅
そのまま倒れ込んで気がつくと朝の5時半だった。

今日の一句
割り箸のアイスキャンデータチバナ屋    イシマ

  演劇講習会
Date:2004年7月30日(金)

3日目が最終回。
合計9時間で短いエチュードを作る。
演劇はつまるところ人間関係である。
その関係を作るまでが難しい。

今回はすでに関係の出来ているメンバーが多く、
かえってこじんまりとまとまったようだ。
会場校であるが、今年の参加者は2名。
1名は卒業生だけど演劇部ではない。
もう一人は在校生だが最後の1日だけ参加した。

終了後反省会8名参加。
11時過ぎまでやった。
karisaka miwada hirabayashi
maruyama ishima teachers3
youkaisuzuki先生は来られなかった。

合宿会計報告を印刷。
パソコン受け渡し。
あとは雑用。

明日は東大山上会館で研修会。
ホント休みにはいるとヒマナシだねえ。

今日の一句
帰省先三途の川越え冥土まで    イシマ

  情報教育シンポジウム
Date:2004年7月31日(土)

主催は
教育システム情報学会(会長:岡本敏夫 東京電気通信大学大学院教授)
情報処理学会(会長:益田隆司 東京電気通信大学教授)
実行委員長は川合 慧(東京大学教授)

これからわかるように大学の先生が中心の集まりである。
参加者は120名程度で8割が大学関係、高校の教員は2割程度との報告があった。

以上3方の挨拶の後、

基調講演:新教科「情報」が目指すもの
     辻村哲夫(東京国立近代美術館、元文部相初等中等局長)
特別講演1:高校における”情報”教育について
      長尾 真(京都大学名誉教授、元京都大学総長)
特別講演2:情報教育の進展と学習指導要領の改正
      岩本宗治(大阪電気通信大学、元文部相初等中等教育局主任視学官)

講演
・教科「情報」の実践の課題
  永井克昇(文部科学省 初等中等教育局参事官付 教科調査官)
・高等学校「情報科」の実践報告
  武沢 護(早稲田大学高等学院)
・教科「情報」の評価観点と基準
  西野和典(九州工業大学)

パネル討論 ”教科「情報」発達のための条件と課題”
        司会 岡本敏雄(電気通信大学大学院)
 パネリスト
  ”情報”教育推進に向けて
    筧 捷彦(早稲田大学)
 教育改革の先駆けのとしての情報教育
    西之園晴夫(佛教大学、学習開発研究所)
 新教科「情報」−推進のための方策
    天良和男(東京都立駒場高等学校)
 求められるIT人材を育てる「情報」教育とは
    石田厚子(日立製作所)  
  
とそうそうたるメンバーである。

10時から午後5時過ぎまで
三四郎池わきの丘の上にある山上会館
でびっちりやった。

以前は年に一回
教育相談室の紀要検討会にOBとして参加していたが
K先生が退官してからは来ていない。
しばらくぶりの本郷であるが、
全体の配置は変わっていない。
建物は大分新築されている。
蝉が鳴きまくって
相変わらず緑色濃く繁っている。
お上りさんのようにあちこち写真を撮りまくる。
そういう場所が多い。

昼食は時計台下の食堂が今日までやっている。
8月からは夏休み。
速い・安い・(うまい)の評価基準を満たしている。
ただ量が多い。
サラダと小チャーハンの中華セット150円のオプションをつけたら
これが量だけ多い代物だった。
頼んだものはともかく食べる。

さて会合の方であるが、
前から5番目当たりの
映画館で言えば指定席を確保。
それにしてはよく寝た。
この業界のお偉方に失礼な事をした。
一生懸命聞こうとするのだが、
もう体がこらえ性がなく
気が付くと寝ている。

面白い話は起きているから正直なものである。

・教科「情報」の実践の課題
  永井克昇(文部科学省 初等中等教育局参事官付 教科調査官)

永井氏は都立高校教員から中央官庁へ異例の出世である。
今年も全国J科研修会にお呼びしている。
わかりやすい話で私は面白かった。

・高等学校「情報科」の実践報告
  武沢 護(早稲田大学高等学院)
早稲田大学から神奈川県の高校教諭、指導主事
を歴任、卒業校で教鞭を執る形になっている。
中学受験では偏差値70台の私学の雄、
その学校での「情報」教育である。
どんなことをやっているのか、よくわかった。

慶応藤沢湘南にもこのこの分野で
イケメン(失礼)弁舌さわやかの逸材がいらっしゃる。
現場でやっている人はやはりえらい。

大学の先生の話はおおむねつまらないが

パネル討論の   教育改革の先駆けのとしての情報教育
    西之園晴夫(佛教大学、学習開発研究所)
 は面白かった。京都大学で教育学をやっていた方のようだが
 今、自分が相手にしている学生さんの話(つまりは現場の話)で
 データ、もきちんととってあって説得力がある。

以上3氏の話が興味深かった。

この企画自体は
「情報教育」を盛り上げよう
という意図だと思うが、
利益誘導の下心がほの見える。

たとえば大学入試に情報科目を導入しよう、という主張などがそうである。
自分のやっていることが栄えるのはいい気持ちだが
高校生にあたえる影響が考察されていない印象を受けた。

自分の印象を分析すると
私はあまり教科「情報」には入れ込んでいないな。

途中寄ることもなく
まっすぐ帰る。
駅には浴衣姿の婦女子多く
両国は花火大会らしい。

今日の一句
西日射す時計台風強き夏   イシマ


Akiary v.0.51