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伝言日誌 バックナンバー


  元旦
Date:2004年1月1日(木)

といっても変わったことはない。
初仕事はセンター入試数学UB
1997年度の問題と解答をサイトにアップ。

分厚い新聞と共に配達されてきたのは
数験関係の郵便物だった。
合格者のサイトをのぞいて見ると、
1980年代初頭の誕生で
東工大とか慶応とか理科大とか
有名校の数学関連学科の人のページである。
そのほかにシスアドとか情報技術者とか
私が今年受験しようと思っている資格を持っている。

私のようなじじいは一人もいなかった。

雑煮は関東風である。
出汁はコンブと鰹節。
醤油で薄く味付け。
鶏肉、ほうれん草が入る。
縁起物でふも浮かぶ。
ゆずの皮。
餅は2個。
実はこれは香典返しのコシヒカリである。
縁起悪いかしら、と妻は言う。
うまいものはうまい。

煮物関係は以下の通り。
里芋・蓮・にんじん・しいたけ・こんにゃく・ふ(手鞠状)・筍
肉関係
ハム・焼豚・鶏肉・田作り・豆・栗きんとん・かまぼこ・厚焼き卵
質素なものである。

新しい箸袋に数え年の年齢と名前を書く。
父親がそうしていたので引き継いでいる。
私も妻も五十代になってしまった。
娘は二十代だが、暮れからずっとバイトに明け暮れて
ここにはいない。
扶養対象から外れるので稼ぎ放題である。

年賀状が来た。
仕事関係18通
友人知人12通
生徒関係7通
親戚4通
そのほか3
合計43通。

私は1通も書いていないので、
それにすべて返事を書いた。

恒例の神社トライアングル結界作業にはいる。
自宅が中にはいるように3角形の頂点にある神社詣でする、
という企画である。
三鷹八幡宮・井の頭弁財天・新川天神
がここ10年の結界神社である。

三鷹八幡宮おみくじ大吉

風吹ふけば風ふくままに港よし
百船千船うちつどいつつ

何事も繁盛して心のままなるべしされど心に些かも油断あるべからず 只今より来年の事をよくよく考えてやりそこなはぬ様十分注意をなしおくべし

願事 おもうままなるべしはやくて吉
待人 おとずれなく来る
失物 男子の知ることあり
旅立 吉盗難に注意せよ
商法 利益少なし
学業 幸運訪れあり
方向 東北の方よろし
争事 勝進むはよし
抱人 その人がよし
転居 いそがぬ方がよし
お産 やすし
病気 軽しなほる
縁談 女さまたげにてやぶるる事あり人にたのむは悪し

ということである。
 
井の頭弁財天で数年前に胃ガン手術で退職されたT先生に会う。
手術後体調おもわしくなく、立って授業ができない、と
停年前に退職された先生である。
学校を支えている方の一人だったので、その影響は大きかった。
以前、私もやめたいなー、と言うと
損だから絶対やめた方がいいわよ、と諭された。
大変お元気であった。
こんなことならやめなければよかったのに。
もちろん生徒の評判も大変良い大先生である。

帰宅後年賀状の返事書き。

今日の一句
初刷りは分厚いだけの役たたず   イシマ

  福袋
Date:2004年1月2日(金)

新年は恒例の福袋である。
妻の姉が9時前にやってきた。
今年は吉祥寺は東急と伊勢丹を攻める。
私はダーバン10000円と紳士雑貨5000円を入手。
これで1年過ごすのである。
姉は買いまくって、またたくまに車のトランクを一杯にした。
戦利品を詰め込んで夢庵で朝昼食。
帰宅後昼寝。
起きて学コン2題。

伝言日誌を少しバージョンアップしようと
あちこちフリーのCGIソフトを探す。
とりあえずやって見たが、
まだなれて居ないので、
書き込みを3回も消してしまった。
それで今書いているのは3回目である。
良くやるね、まったく。

今日の一句
懸想文売りに恋するいかず後家   イシマ

  シェーバー
Date:2004年1月3日(土)

伝言日誌フリーソフトをいじる。
昨日入れたのは外して、また別の奴を入れ直す。
なんとか満足行くものが設定できた。
仕事以外に時間を使っていることを
趣味と呼ぶならば、パソコンは確かに
私の趣味といえる。

続いて学コンにかかるが
今日はそれほど進展がない。

年賀状20通来る。
仕事9・友人知人7・生徒2・親戚2
そのすべてに返事を書く。

この年末年始は何も購入しない。
それじゃあひげそりでも買うか。
家にいるのもあきたのでLAOXに行く。

ナショナルとブラウンがコーナーにある。
どちらも3つランクがあって、
その3つの違いは充電表示の違いである。
申しあわせたように同じなので、
変な作為を感じる。
さんざん迷ったあげく
ブラウンの一番安いのを買う。
と言っても2万円ほどする。
いま使っているのがナショナルだから、
というほとんど理由になっていない理由である。

帰宅後さっそくセットして充電した。
これは毎回使った後、自動的に掃除が始まる。
それがほぼ1時間もかかる。
その上、その掃除にアルコールが必要である。
なんだか面倒ばかり多い、変な機種である。
いままでは毎回水洗いしていたが
それもできないことになった。
それは購入して始めてわかった事である。
買ってしまった物は仕方ない。
さっそく試し剃りをする。
なかなか良く剃れるのでよしとする。

今日の一句
気がつけば3が日過ぎ寝正月   イシマ

  出かける
Date:2004年1月4日(日)

9時に来るようにとのお達しである。
7時に起きて8時に出る。
この前来た時は工事の覆いがあった。
まだ工事中だが建物は完成している。
出来たての教室の中に使い古しの机が並んでいる。
新しい革袋に古い酒を入れるなんぞ
やってくれるではないかい。

教室は完全冷暖房で、黒板は教室の横幅いっぱい取ってある。
これは駿台予備学校本部校舎と同じ作りである。
黒板下の壁をよく見るとLANとかの情報端末が配置されている。

集まったのはこの地区の演劇部員と顧問
といってもT校SY校が数ばかり多い。
ご近所だから致し方ない。
2時間ほどやって、初めはどうなることかと思ったが
なんとかカッコがつきそうである。
司会進行のZなる人がうまい。

その後できたばかりの講堂を視察。
照明・袖幕など演劇としては使いにくそうだが
ともかく新しいものは気分がいい。
音楽のサークルもさっそく練習していた。
けっこうな事である。
税立の施設は納税者の利用を認めてしかるべきだからである。

1時すぎ帰宅。
なんだか疲れてコタツに入る。
タイムボンバーなるくだらないB級ビデオを見た。
去年の11月に学校から持ってきたものだ。
時間あれば見ようと思っていて、今日になってしまった。
つけたらもう寝ていた。
起きたら1/3過ぎている。
でも話はよくわかる。
そういう作り。
キューブリックのフルメタルジャケットも一緒に持ってきていたが、
疲れていてそれを見る気分じゃない。

机の回りを片づける。
今頃こんな事をしている。
捨てるものは捨てる。
あの世には持っていけない。
返事を書いていない書類が出てくる。
なんだかおっくうでほっておいたが
仕方なく記入する。

年賀状11通。日曜日でも特別に届けてくれている。
仕事関係5・友人知人3・生徒関係3。
なんだか、公比1/2の等比数列って感じ。
すると明日は5通ということになる。

今日の一句
交換も今年で終わりお年玉   イシマ

  仕事始め
Date:2004年1月5日(月)

1時間休暇で9時過ぎには出勤したが
どうもやる気が起きない。

やる気を出すにはどうするか。
やる気などというわけのわからないものが相手の場合
これは絡め手から攻めるしかない。
やらなくてはならないことは後回しにして
当面できることから手をつける。
それもやった効果がすぐ目に見えるものがいい。
魚にえさをやる
魚喜ぶ。
亀の水槽の水を足す。
亀喜ぶ。
次にリサイクルの用紙類を整理する。
A4B4B5大きさにまとめてひもで閉じる。
そういえば印刷室のボックスもあふれていた。
印刷室まで出張する。
それを用務主事室前まで運ぶ。
9日部屋使用申請書を出す。
外出銀行で数学検定関係の払い込み
北京でラーメンチャーハンセット。

これで少しやる気が出る。
課題の少女漫画を読む。
3冊終わる。一条ゆかりが面白かった。
授業準備にかかる。
初めの授業では年末のテストを返す。
テストの模範解答を作る。
平均点算出して入れる。
ワープロで作ってプリントアウト
人数分印刷する。
これで4時半頃になる。

卒業生から電話がかかってくる。
母親が交通事故で死亡したが
その死因が納得いかない。
はねとばされた方向が違うと思う。
先生は物理に詳しいから
事故の現場検証を確認してくれないか。
30分お相手する。
なんとか納得してもらう。

仕事はまだまだあるが、
これぐらいにしておこう。

校内は人影少ないが、会うと
今年もよろしく、と年始の挨拶らしいことをもごもご言う。

年賀状8通。3・3・2
公比1/2は成立しなかった。
返信分プリントアウトして全部に返事を書いた。

今日の一句
動物の世話も立派な事始め   イシマ

  まだ不調
Date:2004年1月6日(火)

なんだかぼーとしているうちに時間が過ぎる。
課題郵便物がどっちゃり来ていた。
1時間ほど読んだが2通残った。
これ以上は無理である。

試験模範解答をまた作る。
点数の悪い人用の課題を2種類つくる。
科学博物館レポートを印刷する。
永井ちゃんのが学問的でよろしい。
私のは、ともかく出せばいい、という自由感想主体のやつだ。
どっちがいいか、少し迷う。
両方出して選んでもらう、という手段もある。

ネット問い合わせ2件。
1件は返事を書く。
1件は担当の人に回す。

なかなかしなくてはならないことに到達しない。
1.木曜日アルゴリズムのネタ
2.学校運営連絡協議会のアンケートまとめ
3.情報Bデジタルコンテンツ授業案

獨協中高のY先生に道路で会う。
なんでこんな所にいるのか、と思ったら
すぐそばが獨協だった。
12日に公演がある。
行こうかどうしようか考えていた。
会ってしまってはしょうがない。
午後1時のに行くことにする。
実は11時半に地下鉄で関係者のパフォーマンスが
あるという。これにも気をひかれていたが、
これで無理になった。

科学博物館も下見をしておかないと
永井ちゃんのプリントが説明できない。

マンション経営で税金対策の勧誘電話がかかってくる。
この前思いついたように「慇懃無礼」攻撃にかかる。
まず相手に言いたいことを全部言わす。
このとき無言で相づちもうたない。
相手は「そういう事をお考えになったことはございませんか?」
などとこちらに水を向けてくる。
「大変お忙しい時間にお誘いのお電話まことにありがとうございます実は当方といたしましても迷惑千万でございますのでこれにて失礼させていただきます」と言って切る。
このとき、相手は必ず何か言ってくるがまったく聞く耳持たないというのが正しい態度である。電話はゆっくり確実に切りましょう。
まあ我ながら満足いく出来だった。

生物関係のネタができただけで今日は終わりとなる。

吉祥寺でズボンの直しを受け取る。
ここのばあさまがなかなかの人物とお見受けした。
あまり聞かない丁寧語を使う。

東京物語(小津安二郎)を探しに行く。
吉祥寺○UTAYAには1本あるが貸し出し中。
○バティに行くと3本あった。7泊8日で180円。
○UTAYAよりずっといい。穴場である。
街の灯・たそがれ清兵衛も探しておく。

年賀状仕事関連:2通。
1通には規定通り返事を出したが
もう1通はあまりにアヤシイのでやめておいた。

今日の一句
初日記初ページのみ初カキコ   イシマ

  松の内
Date:2004年1月7日(水)

課題郵便を片づける。
イワナの稚魚が死んでいる、という。
おとといは喜んでいたのに。
原因は謎である。

学校運営連絡協議会関係。
明日のネタ
なんとか8割方かたづける。
あとは明日か。

年賀状3通。
1・1・1
今日で暦の上でも正月は終わりである。
今年の年賀状のまとめ。

全88通
仕事37・友人知人27・生徒15・親戚6・その他3
昨年86・一昨年86
まあこんなところだ。

今日の一句
深夜TV因縁話の手毬歌   イシマ

  授業始め
Date:2004年1月8日(木)

始めるまでネタの仕込みである。
時間切れで終わらなかった。
あとは出たとこ勝負となる。
BASICで整列をやってみた。
どうもあと1歩というところでうまくいかない。
生徒諸君の方がわかっていて、
そこはこうやるとうまくいく、と指摘された。
大変けっこう。
できたところまでプリントアウトして集めた。

映像コンテンツの準備。
小津安二郎生誕100年記念東京物語。
始めからじっくりみたら
これはとんでもない映画である。
えー、こんな映画だったのか!と驚いた。
最近面白い映画がなくて
自分がつまらないから映画もつまらないのだと思っていた。
どっこいそういうことでもないらしい。
いやびっくりした。
★5つ。

それからさっきの授業で集めたプリントをチェック。
もう一度コードを打ち込んで確かめてみる。
ちょっとしたところが間違っていた。
今度はうまくいった。
次回やりなおしてみよう。

6時過ぎ下校。
妻は例によってマメ業務である。
じつは先日17箱積んだ。
等価交換である。
そのスジの人ならこれがどれくらいかわかるであろう。
それで今日はおごってもらった。
寒い中帰宅。

今日の一句
赤茶けた大地火星に冬草も   イシマ

  冬晴れ
Date:2004年1月9日(金)

寒の入り以来天気はいい。
寒いのも寒い。

昨日の続きの課題チェックをやる。
その後学校運営連絡協議会に取りかかるが、
保存できない、と表示が出て2時間ばかりの仕事が
無駄になった。
芸術祭ビデオ6500円郵便局から払い込み。
図書館検討委員会に出る。
役所のやってることが何の計画性もなく
でたらめなので、唖然とする。
こういうのは相手にしない方がいい。
まあ、勝手にやってくれい。

授業78。
6時から9時頃まで
中央地区新春ステージセッション準備会第2回。
山吹・十文字・立教池袋・戸山・広尾・暁星・足立・日大一高・竹台・上野、等
全27名ほどが集まった。
こちらの会議は仕事もはかどり、みな良くやるわ。
中身のあるちゃんとした会議である。
こういう仕事は別に無駄でもなんでもない。
12時間勤務だったけど。
ラーメン屋に寄ったらG高校の生徒さんがいた。
11時帰宅。

今日の一句
フレームのカマボコハウス空の下  イシマ

  過去めぐり
Date:2004年1月10日(土)

携帯の機種変をする。
もちろん妻のおごりである。
何しろ、17箱である。
羽が生えたように飛んでいくヤツらである。
私はジジイモード満載のF672iというのにした。
歩数計までついている、というスグレものである。
字がでかいので老眼鏡をかけなくても
これが良く見えるんじゃよ。

それから王子の北トピアで芝居を見た。
「君を感じるとき」「三分間天使」
つかこうへい事務所作品だが、
作・演出はいずれも高校演劇では著名な先生である。
まずは面白かった。

この王子というところは、
私が5歳から27歳まで過ごしたところである。
ほぼ30年ぶりにやってきた。
お芝居は3時40分頃終わったので、
まずはアパート福寿荘跡から王子駅を抜けて
飛鳥山公園、明治通りを池袋方面に進む。
道路が拡張されていて、私が通学で通った道は
すでに車道になっていた。
そこにあった家や店は跡形もない。
小中学校時代をすごした
江原モーターズはマンションに変わっていた。
その隣の路地だけがかすかに昔の面影を残していた。
出身校の王子工業高校も少し見に行った。
それから西巣鴨の交差点まで行く。
滝野川第2小学校は校庭開放をやっていた。
卒業記念モニュメントが残っていた。
ピンクのロケットである。
40年前以上の物だ。
私の代のものだかどうだか、はっきりしない。

そこから旧中仙道を巣鴨方面に行く。
昼食も取っていないので、
そこらのラーメン屋にはいる。
焼豚・メンマ・ナルト・ほうれん草・ネギ
と昔通りの具だった。
ここでマフラーを劇場に忘れたことに気がつく。
これは昨年の香典返しである。
形見の品(実は違うけど)という感じもする。
カシミアでものもいい。

都電に乗って取りに行く。
2回目の上演前に間に合った。
受付に言うと、すぐに持って来くれた。

写真は250枚取って、足りなかった。
王子−四谷−吉祥寺と帰路についた。

今日の一句
餅食うも初めの1日のみとなり   イシマ

  中日(なかび)
Date:2004年1月11日(日)

世間は3連休のようだが、
私は相変わらずです。

今日はながいちゃんレポート確認のため
上野科学博物館に行くことも考えていたが、
結局午前中はくだらないTVを見た。
見られなかった曙−サップ戦をやっていた。
テリー伊藤のテンションがすごかった。
笑っていいとも、と行ったり来たりする。
タモリが持ち芸である形態模写をやった。
引田天功(?)が笑いのツボにはまり止まらなかった。
北の指導者の気に入られる人はやはり違う、と思った。

メディアは所詮、社交の道具である。
小学校以来、新聞を読みなさい、ニュースを見なさい、
と言われてきたが、これは要するに人とつきあいなさい、
ということなのだ。

へこみん氏電話50分。

学コン3題やる。
あまり閉じこもっていても良くないので、
吉祥寺に用事を作って出かける。
プリンタのインクをLOAXで廃棄。
割れた納豆茶碗を西友100円ショップで購入。
パルコB2で初級シスアド図解教本16年版。
三鷹東急ストアで納豆ヨーグルト購入。
所用2時間。8724歩。
寒いので蜂の巣を処理。
ネット業務、コタツで寝る。

今日の一句
冬川という探偵の事件録   イシマ

  新春ステージセッション
Date:2004年1月12日(月)

新装開店の名門都立T高に
100人ほどの演劇部高校生が集まって
交流発表の集まりをやった。

言い出したのは下町A高から異動してきた御殿の姫である。
始めて実行委員を集めた今年1月4日の集会で姫は言った。
「キミタチ勉強ばかりできても人生楽しくない。
40になって人生楽しく過ごせるように交流しなさい。
この地区大会は17人しか来ていなかった。
これは絶対おかしい(もっと他校に関心を持て!)」
これを進学校でいうんだから、カッコいい。
言ってることはヒドクまともである。
どの学校がいいとか悪いとか、ま、たいていは大人(親と教員)の都合である。

伝統ある演劇ハイレベルのこの地区で、そういう集まりがもたれたことはない。
発表会はあったようだが、交流会にはそれほど力点が置かれていなかったはずだ。
だから始めての試みがどうなるか主催者の姫はご心配されていたはずである。
やってみればなんと言うことはない。
1時間の交流ワークショップ
2時間半のチーム練習
2時間の発表会。
いずれも和気藹々と楽しくも有意義な時間だった。

私立の先生が4人、都立の教員は姫と私である。
生徒諸君が自主練習をしている間、
顧問教員は集まって無駄話をしていた。
情報交換とも言う。
これまた有意義な時間であった。

交流が苦手な(意外と食わず嫌いかも)わが校の諸君も
それぞれ感じるところがあったのではないか。
T校スタッフご苦労様でした。
(ここで書いても仕方ないか)

写真を撮りまくったが、メモリーカード(スマートメディア)
を会場に落としたらしい。残念である。

吉祥寺に帰ってくると
妻は相変わらず業務中であった。
今日も勝ったので、
日本一寿司をおごってもらった。

明日から仕事だと思うと少々うんざりする。
今日のような仕事は大変よろしい。
13241歩。

今日の一句
飛鳥山越えて霜踏む通学路   イシマ

  寒い
Date:2004年1月13日(火)

今日も雑用で暮れてしまった。
学校運営連絡協議会のアンケートまとめをまとめた。
ヒアリングの資料を見たり、今年の成果を(できれば数値で)
記入する資料をみたりする。

授業準備やクラブ指導に使う時間がなくなる。
大体自分の頭で考えないから、
こういう無駄なことをやらせているのだ。
アンケートと称して人の顔色伺って
結局建設的な意見も出ず、
責任を取る奴も出ず、
徒労感ばかりつのらせる施策である。

まあ、ほどほどつきあうことにしている。

今年定年になるA先生の話では、
完全半期認定制にしようという意見が多いらしい。
2期制の本校では、半期ごと、半期の履修条件を満たせば半期分を認め、
1年分の履修条件を満たせば1年分を認めている。
ここから様々な問題が出てくる。
教務担当の話では26通りの場合があるそうだ。
しかし、その前提となる履修の認定は、
依然として欠時数超過を前提としている。
規定時数に足りなければ履修を認めない、という考えである。
実はこれは合理的根拠が薄い。
人がやっている分やっていないから、学習を認めないという発想に思える。
私は、履修認定には、基準時数以上の出席を必要とする、と発想を逆にすればいいと思っている。
君はこれ以上休めないよ、と指導するより、
あと何時間出席すれば単位が取れる、と未来にかける方がよほど教育的でないだろうか。
そのことを誰も言わないのである。
この考え(学習量が履修の前提)の方が合理的だと思うがどうであろうか。
学年末になって不足分を加えれば、単位認定もできる。
今の欠時数が基準だと、この方策が取りにくい。
現に通信制のスクーリングはこの考えかたである。

一事が万事、前提を疑うことをしないで
外枠だけ変えようとするから変なことになるのである。

アメリカ軍は
「命令絶対服従」で自己判断しない兵士ではなく、
その場その場の自分のおかれた状況を瞬時に判断して
その判断の元に行動する兵士を作るようにしているという。
そのために下士官をウォールストリートに送り込み
株のディラーの訓練をさせた。
そうでないと、対テロのようなゲリラ戦に対応できない。

札幌雪祭りをボランティアで協力している自衛隊員の方は
「自分たちは与えられた任務に最善を尽くすだけですから」
と答えていた。
雪祭りになら美しい言葉である。
12716歩

今日の一句
冬田のだいこ浮かれて伸び上がり   イシマ

  初級シスアド
Date:2004年1月14日(水)

また申し込んだ。
昨年秋のやつは受験できなかった。
都大会関係で日程の都合がつかなかった。
大変けっこうなことである。

インターネットで申し込んだ。
こういうときは便利でいい。
スパムメールもどんどん増える。
最近メ−ルの4割はこの手のものだ。
外国のが6割である。
回線を無駄な情報が飛び回っているわけである。
所詮、人間というのはこの程度なんだ。

と思うと、こういう啖呵もあるので、
まだまだ悲観するに当たらない。
激しく同感である。
ホントにあほが増えるんだから。
御殿
サイコーである。

情報も1年やってみて、
まあなんとかできそうだが、
それほど自分に向いているとも思えない。
趣味でやるのならいいが、
教えるのは大変である。
(そもそも教えなくていいかも知れない、と思って始めたのだった)
学校で授業料をいただいてやる以上は
まあ致し方ないのかも知れぬ。

今日の一句
かかとから足踏みい出す寒さかな   イシマ

  会議
Date:2004年1月15日(木)

直前仕込みのアルゴリズム
まあみなさんそれなりにやっていたから
いいでしょうか。
コードをプリントアウトして出してもらう。
できてもできなくてもいい。
質問なども書いておいて、というと
いろいろ書いてある。
全然わからないでうつしたのもすぐわかるから
恐ろしい。

それを一つ一つ入れなおして走らせて様子を見る。
改善してどうなるかやってみる。
そういうことをやっていくうちにわかってくるのである。
勉強するなら教員が一番。
勉強させてもらってお給料までいただいて
もうしわけありません。

というほど世の中甘くないか。
ヒアリングというのをやる。
校長様の学校経営方針に合わせて改善策を述べて
それに合わせて予算をつける、って儀式。
校長教頭事務室長担当事務係長事務主事なんだか雁首そろえているけど、
話するのは担当教頭様と校長様が少し。
あと事務担当の方が少々(これは内実のある話である)
このパフォーマンス次第で評価が決まるとばかり
教頭様ははりきっていらっしゃる。
他の諸君は黙っているばかりである。

たとえば、応募者を2倍にする、と校長様がおっしゃった。
それに合うような施策をのべよ、とか言われるわけだ。
前回書いたように私はこの案には反対である。
どうも卑しい数値目標である。
まず第一に、2倍にしたら半数の人は不合格である。
倍率が増えれば増えるほど不合格者が増える。
不合格の人も納税者のご子弟である。
落胆する納税者を増やすような施策に正義はない。
次に私は志願者ではない。
わたし(たち)の努力と志願者増の因果関係がはっきりしない。
志願するかどうかはつまるところ人任せである。
そういうことに貴重な時間を使う愚かさをもっと意識してもいい。
ま、教育というのは基本的には人任せの仕事である。
そういうことに数値をつけて何か事をなしたように思うのは
とんでもない思い違いである。
この思い違いを公然と口にして印刷物にまでしている校長様が
何人もいるのだ。
第3に受験生の総数はきまっているから。、自分のところが増えれば
他のところが減るのである。
これが自由競争であるが、この競争が教育効果とどう関係があるのか不明。
多少評判が良くなるだけである。
とてもまともな話と思えない。

もちろん校長様は他にもいろいろ経営方針を出している。
在校生の希望進路を5割以上実現する、というのがある。
これは正しい方針だと思える。
在校生の進路保証を確保しようと努めるのは
わたし(たち)の仕事である。
もちろんそれ以上に努力するのは
ご当人たちだろう。

私にはその後で学校運営連絡協議会事務局の会議が待っている。
これは参加者全員のご意見を聞いた。
これも儀礼的な側面はあるが、アンケートなどは生徒諸君や
保護者の方の生の声なので、貴重である。

2つも会議をやったら疲れた。
提出課題のチェックが終わっていない。
あと2枚ほど残して明日にする。
6時半頃下校。

今日の一句
キリン飛びダチョウ走るわ花骨牌(はなかるた)   イシマ

  日経パソコン
Date:2004年1月16日(金)

情報を教えるので1年間購読した。
1年間で12000円である。
2週間に1回郵送される。
記事内容を見ていると、
40代のパソコンを使わなくてはならないが、
人に自信をもって教えられるほど詳しくない、
そんなサラリーマンを対象にしているように思える。

広告を見ると、おそれそれ、と言うようなことが書いてある。
今回なら「さらば!標準設定」である。
パソコンの画面をカスタマイズして自分用にして使おう、
という企画。
できる人ならすでにやっている。
苦手な人なら初めから手をつけない。
そういう所をせめてくる。

後は新しい商品情報。
コラムとメーカーの広告を合わせて
ITの動向がわかる。
でもつまるところ、新しい商品を買いましょう、
ということになっている。
日経であります。

初めの3か月はけっこう読んでいた。
次の3ヶ月はパラパラめくった。
のこりはとりあえず封を切るって感じ。
図書館で見ようと思うと、なかなか時間を作って
行けないものである。
今年はそうしてみるか。

授業78のみ。
ネタつくり進まず。
映像コンテンツ作りも進まず。

今日の一句
玄関を開けて広がる雪の朝   イシマ

  費用
Date:2004年1月17日(土)

出勤しようと思っていたが、
くだらないTVを見ているうちに
その機会を逸してしまった。
あちこちチャンネルを移動してみた。
NHKで葬式の費用をやっていた。

平均200万円程度かかっている。
50万は葬式そのものにかかる。
50万はそれに付随したこと(霊柩車を呼ぶ、とか)にかかる。
50万は会食など。
最後がお布施関係である。
死んでしまうと、その人の銀行口座は凍結されるし
生命保険も10日ほどしないと支払われない。
現金を用意しておかないと当座のことに困る。

淀川長治氏は100万懐に入れている、
と言っていたが少し足りなかった訳だ。
もちろんああいう名士は
私のような庶民とは違う世界だ。

遺言ノートのような製品があるという。
そういえば履歴書のコーナーに
退職届が置いてあるのを見た。
何から何までそろっている。

番組に出ていた葬式評論家は
年賀状を3通りに分けて
連絡先を整理しておく方法を紹介していた。
1.危篤の時によぶグループ
2.葬式に呼ぶ人たち
3.後から知らせる人たち
それを輪ゴムで束ねて置いておくといい。
なるほど、すぐできることである。

夕方になって
風花がはらはら舞い散る中
吉祥寺まで歩く。
ラオックスでWinDVDなる商品購入1980円が
1780円。これがないとDVDが見られない。
妻まめ業務敗退三越1階でコーヒー。
歩いて帰宅8119歩東海道は戸塚まで行った。

今日の一句
東京にないもの空と雪をんな   イシマ

  勤続10年
Date:2004年1月18日(日)

は越したと思われる
鞄がついに怪しくなった。
始めにいかれたのは肩掛けのベルトと
鞄との接合部分だった。
ここに真鍮の輪がある。
その輪がすり減って切れた。
勤続疲労である。
鞄の両側についていたその輪がすり減って落ちた。
そこはベルトを直につないでしのいだ。
こんどはジッパーがだめになった。
ジッパーの接合部分の布がすり切れた。
開けることができない。
他の部分はまだ使用可能だから
部分的に修繕すればまだ使えるかもしれない。
全体が同じ程度に消耗していく、という具合だといいんだが。
人間の体もこうなのかもしれない。

10時過ぎに出勤。
ネタの仕込みを12時過ぎまで。
パソコンの設定をいろいろいじる。
なんとかなった。
次にCECなるところから依頼されている
授業コンテンツの返事を出した。
情報成り立ての私にそういう課題を振ってくる方も問題だが
それをへいへい受ける私も同罪である。
それが終わるともう疲れて来た。
最後に学校運営連絡協議会関係のプリントを作る。
役所の文書を写してみたが、なんだかつまらない代物である。
それであたりが暗くなってきた。
5時下校。

学コン最後の問題に取りかかる。
そういえば今日でセンター入試も終わり。
受験生のみなさま、お疲れさまでした。

今日の一句
洋館の北東にある冬座敷   イシマ

  電池切れ
Date:2004年1月19日(月)

楽々ホンなどというジジイ携帯の電池が切れた。
買ったばかりでもうこれかよ。
電池残量を示す横棒が2本あるので安心していたら
画面が真っ赤である。
勝手に切れた。

ないと思えばどうってことはない。

345678と連続6時間授業をやった。
映像コンテンツも撮影してもらったが、
ぶっつけでやっているからろくな素材にならないかも。
わざわざ撮影してくれたのに申し訳ないことをした。

帰りの電車の中で立ったまま寝てしまい、
ころんだ。
危ないところだった。

今日の一句
待つ春は春待つ昔の心持   イシマ

  早く帰る
Date:2004年1月20日(火)

明るい内に帰ることはめったにない。
家の近所に新しい喫茶店ができていた。
客は誰もいなかった。
けっこうきれいな店。
妻に聞くと、この店はずっと前からあるという。
開店している時簡に前を通ったことがないだけだった。

昨日の自動返信メールの授業チェック
いろいろ書いてあって面白い。
授業中は機械が勝手にやるので
こっちはつまらないんだが。
もっと情報機械を活用するといいんじゃないか、
とアドバイスをいただいた。
そのあとうんたらかんたら運営連絡協議会のプリント
今年度の担当部会のまとめプリント
など雑用作ってやめる。

3月上旬の陽気とかで
この寒い時期、急に暖かくなる時って
妙に痛い。
寒明けの光まぶしき大通り 
とか、意味不明。

2度寝して途中起きたが
作業に入らずに寝た。

今日の一句
亀吉の日の冬過ぎて永らえり   イシマ

  予習
Date:2004年1月21日(水)

ネタ作ろうと思ったら、
時間がなくなった。
学校経営方針とかなんとか
今年度と来年度のにつきあっていたら
そういう次第になった。

1234授業。午後椅子座り寝。
会議会議。帰ろうと思ったら演劇部4年生が来た。
ちょうどメールを送ろうと携帯ボタンを押していたら
目の前に本人が現れた。
ラウンジで5年前からの記録みながら雑談。
7時下校。
意味あったのは最後の1時間ぐらいだった。

ネタができないので
珍しくネタ元を家に持ち帰ったが、
またもやコタツで2度寝
現在12時45分なるも1行もできない。

母子マメ業務は今日も大漁だったようだ。
「ぱーこ仕事するのがやになるだろう」と娘。
初めからやなこと承知でやっているので、
もし宝くじがあたってもやなことはやります。

今日の一句
冬虫夏草冬草夏虫と間違えた   イシマ

  ネタの行方
Date:2004年1月22日(木)

結局、ネタができず出勤。
直前に参考資料丸写しで
なんとかでっち上げる。
自分の学習メモがそのまま教材である。
ましかたないか。

実習はわかりやすいサイトを見つけたので
それを見てやって、とほっておいたら
やはりデータのたぐいは共通に指示してほしい、
との感想が多かった。
当然ですね。
私もそう思う(というか思っていた)。
この感想をなんとか次につなげて
授業を転がしていけないか。
メールとWEBを使えばできそうな気がする。
年度の最後にそんなこと思いついている。

今日は理科のヒアリング。
前回よりは出席者の方々が発言していたので許す。
出来の悪い茶番の感じはいなめないが。
どうせ茶番なら面白くやりたいものである。

映像コンテンツ
チャップリン「街の灯」
前回東京物語に続いて古典の鑑賞である。
これまたすごかった。
やはり細かいところをきっちり作り込んである、
てのはそれだけですごい。
ストーリーはいたってシンプル1行で書けるほどである。
それと無関係のギャグエピソードがたまんない。
作る側に回ったら、よくぞここまでやるか、って印象である。

明日の学校運営連絡協議会
庶務部関係のプリント作って
7時になった。

大寒波がやってきた。

今日の一句
寒月の軽口今日もウソ寒く   イシマ

  学校○○○○○○会
Date:2004年1月23日(金)

第3回の今日である。
C勤2時間遅れで出勤したが、
その準備で時間がつぶれた。
アクセスをいじっている暇がない。
78授業。
へこみん氏来校なるも
お相手をしている時間がない。
ビデオを見てもらっている間に着替えて
終了すぐに1階におりる。

私は進行係なので、ずっと気が抜けない。
ご質問も一手に引き受けてお相手した。
協議委員の方々は7名。
大学教授2,学校医1、地元教育委員会1、
地元町会1、保護者会2,でございます。
一番最後にこの委員の方々に
本校の改善の程度を評価していただくことになっている。
大変改善された3
改善された2
わからない2

さてここで、わからない2であるが、
ここで弁明させていただく。

改善評価と言うからには
改善項目についてアナウンスがあり、
具体的な資料がなければ評価できない。
それは当然のことである。

それが十分提供できなかった。
本事業の直接の担当である私がこの最終評価の事実を知ったのが
この11月である。
アンケート項目もすべて決めて実施した後のことである。
わかっていれば、4月の始めにネタを仕込んでおいて
用意万端とまでいかなくても
わからない、という評価はでなかったはずだ。
ちょっとくやしい。

役所が全都立高校の担当管理職を集めて
この会の実施について指示注意したのが10月末である。
その担当管理職から私がその書類をもらったのが11月となる。
今頃言われてもねえ。
そのときざっと見たがほっておいた。
というか他の書類も舞飛んでいるので忘れた。
今年になって担当管理職の先生から
あれ大丈夫ですか?
と確認された。
どのあれですか。
あのあれですよ。
(どのあのなんだよ!怒)
(あのあれだろうが!怒)
最終評価のあれです。
あ、(そういえばなんか見た記憶がある)
といった経過をへて昨日を迎えたわけでした。

役所の人たちも業績評価で何か事をなして自分の手柄をつくりたい。
そこで担当になったらいろいろ思いつきをおふれに出す。
そして評価されると昇進して部署が変わるから一貫性がない。
だって人と違うことを(でっち)あげないとならないから。
まあそんな事情がある。
教育という長期的なメンテナンス業務を含むこの業界に
1年で妥当な数値結果がきちんと出るような企画がそんなにあるとは思えない。
でもまあ、ともかくおふれをだすわけだ。
で、それを受ける実務担当がわたしのようなじじいドレイだと
こういうことになる。
ま妥当な運命といえるでしょうか。
結局弁明にならなかった。

終わって飲み会2時間ほど。
週末は賑わっているねえ場末の池袋。
帰宅10時半もう寝る。

今日の一句
連想がすぐに歯茎のりんごかな   イシマ

  土曜日の朝は・・・
Date:2004年1月24日(土)

月金は毎朝6時に起きる。
7時頃家を出る。
土曜日はその必要がない。
それでも7時前に起きる。
さっそくコタツに入る。
TVは3チャンネルである。
短歌と俳句の番組をやっている。
短歌は10首俳句は15句
投稿作品を紹介、そこから3席選ぶ。
その後添削を見せる。
やることはすべて決まっていて
淡々と進む。

日の丸の
棺二つや
十二月

けっこうほめられていた。

3席は番組を見ながら自分でも選ぶ。
そして選者(この道のプロ)と比べる。
添削もここがおかしい、とか頭の中でやっておく。
それを選者のする添削と比べる。

それが終わるとチャンネルをとばす。
セーラームーン実写版をやっている。
なんだかすごいことになっている。
あのネコをなんとかしてほしい。
月野うさぎがいちばんださい感じがする。
今日はセーラーマーキュリーががんばっていた。
前と後ろのリボンがすごい。

その後王様のブランチを少し見て消す。

それからネット業務にうつる。
日経BP社のコースを申し込んだ。
office XPコース、11000円CD付き。
アクセスすると自分用のページができている。
それで進行状況がわかる。
データベースになっているんだと思う。
計画中のセンター入試のサイトはこういう風にしたい、
と思っていた。
ワードもエクセルもパワーポイントも
自己流なので、一応スタンダードをやってみようかと
思っただけである。
インタラクティブCDのやつもやってみたが、
全体の1/10ぐらい進んで飽きてしまった。
こんどはどうだろうか。
使用期間は6ヶ月である。

それで以前買ってほっておいたofficeXPをインストールする。
これが結構時間がかかる。
インストール画面はつけたままにしておいて、
大学への数学、学コンをやる。
入試直前なので出題に配慮が見られる。
1月号よりとっかかり易い問題で勇気づけようというわけだ。
いかにも入試にでそうな出題でもある。
教員をやっていると出題の評価はできる。
問題が解けることとは別である。

そんなことをしているうちに11時になる。
それじゃ家で昼食にするか。
おみゃげにもらったトロあじを焼く。
パーシャル室に入れて置いたので
まったく味はうまいままだった。

少し寝るともう出かける気がなくなる。
月曜日の情報Bのネタを仕込む予定だったが
明日にするか。
時間は瞬く間に過ぎる。
外はもう暗くなっている。

電話3件。
へこみん氏40分
Kくん20分。
Wさん5分。

結局1日パジャマだった。

今日の一句
鮟鱇よ過ごしやすいか海の底   イシマ

  教育カウンセリングと思想
Date:2004年1月25日(日)

フランス実存思想・中国思想・キリスト教思想
と3題話がある。
場所はアルカディア市ヶ谷。
日曜の今日は、近畿大学医学部の東京受験会場である。
ついでに児童英検の試験もやっている。
その中で自己育成セミナーと銘打っての開催である。

セミナーとつくとアヤシイ会合のようであるが、
実のところアヤシイかも知れない。
私の知り合いのK氏が「キリスト教思想と私」と
いう題で話すことになっていた。
どんなことを言うのか。

しかし一番面白かった話は今年八十にならんとする
K大先生の巻頭挨拶だった。
陸軍幼年学校時代の話である。
敗戦自決しようとする将校を
まずは生徒を安全に郷里に帰すのが
我々の任務である。
自決はそれからでも遅くない。
そう説得してやめさせた、というエピソードである。
治療者でない教育カウンセラーは
その言動の背後に哲学がなければならない、
というのが大先生の言いたいことだ。

相変わらず明瞭であった。

フランス実存主義はサルトルの話である。
さすがに東大卒の論者は大変手際よくばっさりと
実存主義をまとめていた。
独我論を乗り越えられずに衰退した、
という論旨だった。

中国思想では、仏教修行として座禅を組んだ経験が披露された。
自分の脊髄からまっすぐに天空にのびるものがあって
内部と外部が通じている超絶体験をした。
私のようなじじいには漢文で語られる思想は
それなりにわかりやすいところがる。

さてK氏であるが、江戸時代から続くクリスチャンホームの
五代目である。つまり幼児洗礼を受けていたことになる。
「水かけられたわけですから」
こういうキリスト者の信仰告白は始めて聞いた。
K氏は7年前に大先生の講義の時、
「君らの中にキリスト教を信じている人がいるか。手を挙げてみてくれ」
と言われたとき、自分は手を上げられなかった。
それは挙手すれば先生と論戦を張らなければならない。
それをきちんとできる自信がない。
学校教育で教えるキリスト教はずいぶんひどいものだと紹介されている。
世界史で習う時などそうだ。
だから自分の中に疑問があった。
隠すというんじゃないが、
自分から宗教のことをいいだすのはためらうところがあった。
そんなこともあって臆して言えなかった。
そのことは自分の胸の中にずっとあった。
その未完の行為を今日この場で果たすことができる。

素晴らしい出だしである。

そのK氏の信仰するキリスト教は
遠藤周作が晩年到達したもの、
マザーテレサが身をもって示したもの、
すべての宗教が示す存在はつまるところ同じ「神」なのだ、
とする根元的なキリスト教である。
これはずいぶんと異端ではないか。

そしてその信仰を得てから
自分は迷うとことなく神社で手を合わせることができるようになった。
教師としても、子供たちが素直な気持ちで神棚のお供えができるように
育ってほしい、というのである。

K氏は環境が変わってどんどん自分は変わって来ている。
来年はもう顔つきまで違ってくるんじゃないか、
と言っていた。

私からすると
まったく相変わらずのK氏であった。

12時過ぎ終了。
新宿ヨドバシカメラ
DVD関連ブツ購入。
バスで早大正門前

今日の仕事は3つ。
1.明日のネタ仕込み
2.映像コンテンツ完成
3.演劇部「東京」台本探し。

この順にやらなければならない重要度が大きい。
当然逆に片づけることになる。
2階部室でブツ発見。
つぎに1.に移る。6割方終了
2.は手つかず。
ま、ともかく成果はあった。
5時過ぎ下校。

今日の一句
冬に見る冬物語終わらず   イシマ

  初めが一山
Date:2004年1月26日(月)

もうけの話ではない。
仕事のことである。
ネタ仕込み終わらず。
2時間はもたないと思われる。
まあ、なんとかなるか、と時間切れ。

345678と6時間続きはじじいの身にはコタえる。
予定通りネタは1時間分しかない。
のこりは問題解説で時間つぶしだ。
お疲れの方は寝てよし。
豚の目の解剖もしっかりやったし。
水晶体のはがし方もけっこううまくなった。

演劇部、集まっているじゃないか。
とりあえず明日はミニフェスタ申し込みに行くぞ。
卒業公演もやるか。
ミスコンといい名前と内実が合致していないのは
伝統かい。
卒業生の方が少ない卒業公演。
ま、なんでもいい。
これまた歴史的な展開だよ。

帰宅7時半また2度寝の世界に突入した。

今日の一句
寒晴れの駐車場リアガラスの空   イシマ

  申し込み
Date:2004年1月27日(火)

ミニフェスタなる企画。
20分も早く会場に着いてしまった。
わが校にはあるまじき暴挙である。
あまりの恥ずかしさにコンビニで時間つぶしがてら
買わなくてもいい買い物をした。
電車賃もないのに。
恥を知れ!と言われた気がします。

そしたら他校はちゃんと来ていた。
それが世間の常識です。
1時間半ほどで必要なことは全部決まった。
全9校30人近い人が集まった。
良い加減です。
主催者の姫君には
相変わらず演劇高校生への愛が感じられて
これまた良き加減であります。

職場内の仕事は
提出ブツチェック(これはけっこう好き)
2月の週案(2月の週案って絶対形容矛盾)つくり(これは嫌い)
映像コンテンツで自分の授業ビデオを見る。
めちゃくちゃ怪しいね、この画面のヤツ=自分だよ。
面白いんだか痛いんだか良くわかんない。
こういうものになじんでおけば世の中のたいていのことは耐えられるという
耐性はつきそうだ。これまたある種の教育的効果と言えるであろう。
一応自画自賛しておく。

妻マメ業務今日はトントン。
ロンロン地下綾川でうどん。
帰宅後また2度寝だよ。
もう午前2時。

今日の一句
いつまでも遠いあこがれ冬日向   イシマ

  新記録
Date:2004年1月28日(水)

結局きのう3時に寝た。
人間の睡眠は90分サイクルだという。
2サイクルで6時前に目が覚めた。
もう一度寝るか、と思った。
7時半になっていた。

いつもは7時に家を出ている。
めざましTVの星占い
魚座がいつも悪いのはなぜだ。
7時になって3度目の同じニュースを見て
出てくる。

それが今日は7時半だ。
間に合うか。
1時間目が授業でなければ
時間休確定のケースである。
タクシー使うことも頭に入れて
ひげ剃って出る。37分には出られた。
中野8時6分は覚えている。
これで大丈夫だ。
8時24分カードを通した。
いつもカードを通さないものだから、
不安になり3度もやった。
番号を押すと、ピッと鳴ってくれるのに
それがない。

それから1234と連続最後は豚目玉の解剖である。
午後は禄に仕事もできず会議となる。
これまた5時を過ぎる。
大講義室の時計の電池を替える。
前回は92.2.17だった。
電池にそうかいてある。
私の筆跡だった。
ドレイはよく働くねえ。

今日の一句
熱燗をつまむ手つきにほだされて   イシマ

  シーズン
Date:2004年1月29日(木)

受験シーズン第1弾は推薦入試である。
募集人員19名に応募者30名。
試験は作文、面接で2時間ほど。
中学3年生はみな緊張していました。

日経BP社振り込み11500円
映像コンテンツminiDVテープ送付410円
昨年からの懸案事項だった課題の一つがやっと終わった。

今日は7時半には職場にいた。
昨日はその時間に起きた。
さっそくお疲れモードである。

帰りについフラフラと
書籍購入。ついていた
Fedora Core1をインストール
相変わらずネットワークカードを読まない。
Red Hat から名前が変わったから
少しは改善されているのではないか?
との期待をしっかりやぶってくれた。
また入れ直しかい。

昨年の伝言日誌を読む。
そろそろ「やめたい病」の
発作が起こる頃だ。
例年そう書いてある。

今日の一句
雪なき一月何もない春   イシマ

  雑用
Date:2004年1月30日(金)

来年度の人事の大枠が決まるのがこの時期である。
辞令が出るのが4月1日だから、
いわば予定である。
不測の事態によって変更がないわけではない。
しかしほぼ確定したことと考えていい。
それをもとに様々な計画が立てられる。
自分の身に降りかかることだから
気持ちが収まるまで時間がかかる。
2月はそういう時期である。

朝から雑用。
自己申告書なんてのも書いた。
郵便も出した。
連絡もした。
例によって、やらなければいけないことが先のばしになる。
明日あさってと時間的余裕があるので、
まあいいや、という気になっている。
ネタの仕込みも
演劇部newsも
分掌まとめ、うんたら協議会も
先延ばしになった。

78授業。終わって質問に答えているうちに
会議が終わってしまった。
この会議があることを忘れていた。
目の前の質問を相手にすることしか
思い浮かばなかった。

心の欲する所に従って矩(のり)を越えず

今日の一句
日脚伸ぶ死に神の影さらに伸ぶ   イシマ

  予定変更
Date:2004年1月31日(土)

といっても予定通りかも知れない。
パソコンにLinuxを入れて1日過ごす。
あれこれやってみたが、
結局今持っている中では一番古い
RedHat7.3が安定しているということになった。
このシリーズは、8、9、FedoraCore、と3つある。
それとVineで計5つもある。

パソコンは3つあって、これがすべて通常のメーカー品ではない。
だから入れてみないと動くかどうかわからない。
相性問題というやつだ。

ネタの仕込みに行くつもりだったが、
昼頃までインストール画面を眺めていると
もう行く気がなくなった。
それでまたぱじゃまのままということになる。

時間つぶしといえばその通りで
それで動いたからといって
何ということはない。

結局、刺激をほしがっている脳細胞を
満足させるための生活かもしれない。
まだいじるところがいくつかある。

今日の一句
くしゃみ3回迷惑まきちらし   イシマ


Akiary v.0.51